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インドネシア

作成年月日:2016年12月
インドネシア共和国

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インドネシア国情報2016年11月

今月のテーマ

スカルノ・ハッタ国際空港と入出国時の注意点


日本とインドネシア間では、ジャカルタ及びバリと結ぶ直行便があります。所要時間は7〜8時間です。 JALが成田線、ANAが羽田と成田線、ガルーダ・インドネシア航空が羽田・関西線にそれぞれ飛んでいます。LCCも多数飛んでいます。 また、日本との直行便はありませんが、エアアジア、ライオン・エア、タイガーエアなどが、近隣諸国との間を結んでいます。

インドネシアの玄関口 スカルノ・ハッタ国際空港

ジャカルタ中心部より約25Km西にあるスカルノ・ハッタ国際空港は、海外への玄関口となるインドネシアのハブ空港です。

スカルノ・ハッタ国際空港からは、日本はもちろん、世界の国々へ旅することができます。スカルノ・ハッタ国際空港へ乗り入れる国際線は、シンガポールやマレーシア、タイなどASEAN諸国への直行便のほか、日本、韓国、中国などアジア各地へも数多く飛んでいます。

空港コードはCGK。これは空港近くの地名(チェンカレン Chengkareng)からとられ、インドネシア人は「チェンカレン空港」とも呼ぶそうです。  

スカルノ・ハッタ国際空港には3つの発着ターミナルがあります。航空会社によってターミナルが異なり、それぞれのターミナル間が離れているため注意が必要です。ただし、シャトルバスは走っています。

2016年3月より新ターミナル「アルティメット」(T3U:Terminal 3 Ultimate)の運営が開始されました。セキュリティ強化、混雑の緩和を目指して建てられたこの新ターミナルでは、国内航空会社ガルーダ航空国内線のみが発着しています。ガルーダ国際線を含め、その他の国際線は従来通りターミナル2での発着となります。しかし、順次ターミナル3へ移行することが予定されています。

入国・出国時の手続き

・インドネシアへの入国

到着したら順路に沿って、入国審査場へ向かいます。大半の国際線が到着する第2ターミナルの審査場は、外国人用のカウンターが両側に設けられており(左右どちらでもよい、正面にはインドネシア国民用のカウンターがある。)慣れない人は見落とす可能性があります。カウンターには「Visa on Arrival」と「Passport Control」の2種類があります。

・入国審査 immigration

日本国パスポート所持者で30日以内の滞在かつ目的が以下の場合(観光、親族訪問、社会訪問、芸術・文化活動、政府用務、講義・セミナー参加、他国乗り継ぎなど)は、ビザ取得免除となりました。

ビザ免除で入国する場合は「Passport Control」へ進んでください。

観光以外の目的(スポーツ、研究・短期留学、商談、物品購入など)での入国や、31日以上滞在の場合で事前にビザを取得されていない場合は、VOAカウンターでビザ代金を支払い到着ビザの取得が必要です。VOAを取得する場合は「Visa on Arrival」で35米ドルを払い、レシートをもらったうえで「Passport Control」へ並んでください。VOAのステッカーは入国審査官が貼付し、入国スタンプを押してくれます。

ビザ免除による入国の場合もパスポートの残存期間は6か月以上、査証欄の空白ページが充分あることが必要となります。

なお、ジャカルタなどの主要空港では、出入国カードが廃止されました。

・預け荷物

入国審査が終わったらベルトコンベアから荷物を取ります。その際、荷物のピックアップエリア周辺に「ポーター」と呼ばれる男性達が待ち構えており、到着客に声をかけてきます。荷物を依頼をすると、カートに乗せて空港の外のタクシーや送迎車まで持っていってくれます。もちろん無料ではなくチップ(500〜1,000円)を要求されます。何も言わないと強引に勝手に持っていき、チップを要求してくるので必要なければ断りましょう。

スカルノ・ハッタ空港の荷物検査は、対応がアバウトなことが多いです。全く何も検査されないこともあれば、預け荷物、土産品など全て検査されることもあります。検査担当者の目的のひとつは、何かしら理由をつけて入国者から小遣い稼ぎをすることのようです。

ジャカルタ在住の日本人にはある程度知られていることですが、預け荷物にチョークで印が入っている場合は確実にX線に通され念入り検査されます。これを知っている者はこっそり拭き消したりしていますが、その際ポーターに声をかけられ「この荷物には問題がある。税関職員と友達だから、俺がうまく通してやる。」などとチップを要求されることもあります。荷物の中にやましいものはなくても、変に目をつけられると別室に連れていかれたりするそうなので、チョークを自分で消せない場合は、ポーターに依頼するのもひとつの手かもしれません。

・税関検査

荷物を取ったら税関を通ります。税関審査は申告品のある「課税(赤の列)」または申告品のない「免税(緑の列)」かによって審査の列が分かれています。税関申告書が必要なので、機内または到着時に記入しておきましょう。

・インドネシアからの出国

まず、チェックインカウンターがあるエリアに入る際、税関手続きがあります。ここでは、航空券(Eチケット控え)かオンラインチェックインした搭乗券などを提示し、すべての荷物の検査を受けます。見送りの方はここから先は入れません。チェックインカウンターでは、荷物を預けて搭乗券を受け取り出国手続きに向かいます。出国時のエリアには免税店、インドネシアの民芸品ショップ、カフェなどがあります。航空会社のラウンジもありますので、渋滞が心配な場合は、早めに空港に到着することをお勧めします。

・空港税

空港税については色んな案内本などに「国際線は150,000ルピア、国内線は40,000」と記載されていることが多いかもしれませんが、2015年2月以降の発券分には、チケット代に組み込まれるようになりましたので空港での支払いは不要になりました。

◆空港からジャカルタ市内へ

各ターミナル到着ロビーの外にタクシー乗り場があります。カウンターで行先に応じたチケットを購入するシステムになっている会社がある一方、並んでいるタクシーに乗り込み、下車時に料金を支払うシステムの会社があります。下車時に支払う場合は、交渉で値段を決めて出発するのか、メーターに出る価格で支払うのかをあらかじめ確認しておくと良いでしょう。但し、運転手のほとんどは英語を話せませんので、注意が必要です。

渋滞の具合によりますが、市内中心部までの料金は200,000〜250,000ルピア。高速道路代は別途支払います。所要時間は、早朝の空いている時間帯であれば1時間、渋滞の場合は余裕を持って2時間半かかると考えてください。  

空港から市内へはバスも運行しています。市内のバス停ではない路肩で降ろすことがあったり、目的地近くにさしかかった時に降りることもできます。しかし、インドネシア語ができない者、または、このバスのルール(のようなもの)を知らない人間には乗り降りはかなり難しいと思われます。

少し高くつきますが、タクシーに乗車をするのが無難です。黒塗りのシルバーバード(=ブルーバードグループの高級車)は英語OKな運転手もいますので、意思疎通が図れるケースがあるようです。

以 上